すごく間が空きましたが生きています。

大きな地震がありましたが、生き延びております。
地震発生時は会社におりまして、最初はのんびりと「あれ。揺れ大きいですねー」とか云ってたんだけれど、社内放送で「大きな揺れに備えてください」という放送が揺れてる最中にかかって、え。これ以上大きなのくるの?とか思っているうちに、瞬く間に大きく揺れ始め、あわてて机の下に隠れた次第。
地震=机の下に隠れるって、子どものころからすごく染み付いているものなんですね。
机の下でも左右に身体をがんがん振られ、あわてて頭をガードしないと机に頭を強く打ち付けるところでした。
ずいぶん長く揺れていたようですが*1、体感的には時間はまったくわからなかったです。ただ、仕事で使っていた書類が下に散乱してあせったことは覚えてる。
揺れがおさまって机の下から這い出ると、重い金庫が15cmも動いていたし、執務室の裏のキャビネは鍵がかかったまま引き出しが飛び出たり扉があいたり、重い耐火キャビネがやっぱり動いていたりと酷い状況。あと、判子を入れてた缶が倒れて*2判子も散乱してた。
すぐにYahoo!で地震速報見てびっくり。こんなに大きな地震生まれて初めて!
いそいでパパママに連絡する。も、すでに携帯はつながりにくい状態。しばらくためしてようやくつながりました。みんな生きててよかった。
それから、私よりも震源に近いところにいた彼に連絡。怪我もなく生きてたみたいなのでこれも一安心。
向かいの席に座っている女性が、今育児時短勤務されている方で、この日も息子さんを保育園に預けていたので、すごく心配していらっしゃいました。今日のおやつなんだったかなー。火を使うやつだったらどうしよう!と。
それで保育園にずっと電話をかけていらして、私はとりあえず身近な人たちの安否が確認できて安心したので、保育園へのお電話をお手伝いすることに。名づけてチケットぴあ作戦。
お子さんを預けている保育園は電話が一台しかないらしく、普段、普通に朝お休みの連絡をするときさえ電話がつながりにくいとのことで、この日はほんとに電話がつながらなくて大変でした。結局連絡がついたのは1時間くらいしてからでした。
うちの本社ビルは10階建てで、我が事務部は6階に位置しているんですけれども、かなりの揺れでした。後々9階で仕事している子に聞いたところによると「机の下に隠れながら、死を覚悟した。携帯で遺書書こうかと思った。」とのことでした。免震構造って、上のほうはかなり揺れるのよね。
これも後々、うちのビルの1階に入っているセブンイレブンの店長の奥様に聞いた話ですが、ビルがかなりしなっていたらしい。こわいこわい。10階ではガラスも割れたらしいです。
地震の直後、すぐに各階の被害状況が確認され、火事などなかったので、ビルの外に出ないように!というのがうちの会社の指示でした。新橋あたりでは外に逃げた人たちであふれてたらしいですけどね。
結局、執務時間はずっと待機状態。余震も頻繁にあり、仕事どころではない・・・。と思いきや、上司K氏はフツーに仕事してました。まじすごい。
同期Kちゃんをはじめ、みんないつでも逃げられるようにとコートを取ってきたり靴を履き替えたりと準備する中、上司K氏が普通にKちゃんを呼び出し「この分の送付状なんだけど・・・」と仕事の話を始めたときは、みんなでびっくりしたものです。
結局、17時ごろにようやく屋内待機が解けました。

*1:詳しくは知らないのですが、3ヶ所の断層が破壊されたため、立て続けに3つ地震が起こっている状態だったとか。

*2:そもそも普段から倒れそうなバランスの悪い状態だったので、これは倒れて当たり前だったと云える。