ほかにも

いろいろありました。
これは、ルーヴル美術館最大の絵。カナの婚礼。とにかく大きい。そして緻密。

写真のフレームの中に全体像をおさめるのに一苦労。音声ガイドの番号が左下に小さく書かれているだけだったので、近くに近寄って番号を見て音声ガイドに入力して、離れて鑑賞するという二度手間でした(笑
カナの婚礼は聖書の話を元にした絵なので、真ん中にイエスがいます。

かの有名な、水をぶどう酒に変えた奇跡を起こしたのが、このカナの婚礼でのことだとか・・・。

それから、ルーヴルの中で見つけた、なんかやたらときらびやかな空間。

ここにきて、そうだよな、ルーヴルは宮殿だったんだもんな・・・と再認識いたしました。ヴェルサイユを思い出すわ。
せっかくなのでここでも音声ガイドに活躍してもらったのですが、ここの説明は結構面白かったです。天井の装飾が、重力に基づいて考えられているっていうの。
たとえば、これは壁面のあたり。装飾の縁取りの上に腰掛けています。重力は下方向に働くので、腰掛けているという次第。

それに対して、こちらは天井部分。

下方向に対して支えるものがないので、羽根が生えております。空を飛んでいるわけですね。こってるなーって思いました。
わかりやすく写真にまとめるとこんなかんじ。

きらびやかな空間だけではありません。ルーヴルは翼でわけられているだけでなく、もっと年代や作品の背景、絵画か彫刻かといったように、いろいろとテーマをもって展示されているのですが、古代エジプトコーナーなんかもある。このへんはまた、がらりと様相が違っていました。守護神として、スフィンクスがいました。
ドーン。

迫力ある写真が撮れて満足。このスフィンクスも結構目玉展示品らしく、近くに行くと案内表示が目につきました。
とはいえ、別に古代エジプトにさほど興味を持っているわけではないので、このあたりはさらっとまわりました。