リアル鬼ごっこ

昨日、田辺先生の本が読み終わってしまったので、父に「何か面白い本ない?」と訊いたところ、それならオススメがある。とゆうことで、ふたりで本棚をあさりました。が、父があたいに薦めたかった本は見つからず(笑)、代わりに「オススメと云うほどではないけど、まぁこれでも読んだら」と云って、この本を手渡されました(笑)←微妙。

リアル鬼ごっこ

リアル鬼ごっこ

で、読んだ感想としては「オススメと云うほどではないけど、まぁこれでも読んだら」レベルの本でした(笑)
面白かったです。ただ「凄い面白い!」と感動するほどでもなかったかな。いや、面白かったんだけれども。
ちょっと、文体が・・・なんとなく、馴染まなかったな。ちょっと稚拙な印象を受けたところが、いくつか。とゆうのも、こうゆう文体って、ネットで自作小説を公開している人たち*1にありがちな文体のように思われたので。
これは、作者のデビュー作だからなのか、それともこれが作者の文体の特色だからなのか、もしくは作者がわざとこの文体を使ったのか、これしか読んでないので真相は謎。
舞台設定は、なかなか面白かったです。日本のようで日本でない王国が舞台。この「リアル鬼ごっこ」のための前提条件として、架空の「王国」が必要なのでそれをちゃんと設定し、且つ、日常の描写としては「日本」を用いることで、作品への導入を容易にしているように思いました。
さくっと読むには良い作品でした。
とゆうわけで、今日、ベルの演奏待ちの間に、四季嬢に「オススメと云うほどではないけど、まぁこれでも読んだら」と云って、手渡してきました(笑)
読み終わったら、どの程度面白かったか、感想聴こうっと。あ、でも、そのときK嬢が最後のところだけ先に読んで、うっかりネタバレしてたのが面白かったな(笑)

*1:ジャンル問わず、ネットで公開されている自作小説を読むのは好きです。中にはとても上手な人もいるし。