アートと話す/アートを話す

indigoleaf2006-01-31

新宿のオペラシティホールのアートギャラリーを見に行ってきました。独りで。
見に行ってきたのは『アートと話す/アートを話す』というタイトルの展示会で、ミニマル・アートがどうとかこうとかで、コンセプチュアルがなんとかかんとかで、全然よく解らんのですが(笑)、要は前衛芸術です。抽象です。
ダイムラー・クライスラーが特別協力しているので、車関係のものが多かったような気がします。が、何がなんだか解らないもののほうが多かったです。
抽象芸術なんて手も足も出ないって感じで、作品を見ても「はぁ」とか「へぇ」で終わってしまって楽しめないって思っていたのですけれどね。今回、行ってもいいかなって思ったのは、実は、これワークブックの貸し出しがあるのです。展示作品のいくつかを取り上げて、シンプルな質問形式で作品へのアプローチのきっかけをつくってくれる本です。
「この作品を見て、見えるものはなんですか?」「どんな形がありますか?」「この作品が表しているものは何だと思いますか?」
具体的で簡単な子供向けの質問から、上級者向けの訳解らん質問まで色々あって、なるほど、こうやってアプローチしていけばいいんだな。と思えました。
抽象芸術に対する無闇矢鱈な苦手意識は、払拭されたんじゃないかな・・・。なんて。
先月行った横浜トリエンナーレ現代アートで奇抜なものが多くて、難しかったけど楽しかったし。今回は派手ではなかったけど、ぐっときた。
独りで行ったのがよかったのかも。お気に入りの作品とは、5分以上対峙していました。
これはオススメだなぁ。
また、近々独りで芸術作品に触れる旅に出ようと思います。
公式サイト:アートと話す アートを話す